清澄公園で椎の実を拾う、そして食べてみる。

自宅から徒歩圏内を地図で見てみると、最大の緑地帯は清澄公園のようです。



清澄公園入り口
清澄公園時計台と藤棚

入口付近の様子。この時計台がトレードマークですね。左側の柳が、いかにも江戸風です。

清澄公園の成り立ち説明

清澄公園の成り立ちの説明を読んでみると、清澄公園+清澄庭園はもともと岩崎家の所有だったようですね。関東大震災後に損壊の少なかった東半分を東京市に寄付、そこが現在の清澄公園のほうになっているわけですね~

清澄公園ベンチ
清澄公園開けた中心部

清澄公園の中心部はこのように開けた広場風になっています。秋~春までは気持ちよさそうですが、夏はやっぱり木陰のほうがありがたいですね。ベンチは居心地が良さそうに見えますが、この公園はカラスが多くて、鳥フンで汚れていたりして、写真で見るほど快適に過ごせるとは言えない感じです。いっぽうカラスにとって居心地がいいのはおそらく、広葉樹系の木々が多いことだろうと思います。

清澄公園のドングリいろいろ
清澄公園のドングリ1

いろんなドングリがいっぱい落ちていますが、誰かが拾った形跡はないですね・・ドングリ系の木といえばカブトムシやクワガタ!ただ表皮を見たところ、樹液が滴ったりしているところはなさそうで、虫の気配も全くありません。子供の頃に見たクヌギやコナラなどには、アリやカナブンやスズメバチやタテハチョウなどがたかっていたもんなぁ・・でも、

清澄公園カブトムシ

土に還っていくカブトムシの亡骸を発見。これがここで生きていた個体かどうかは定かではありませんが、これだけドングリ系の木があるなら居ても不思議ではないし、願望としては街の公園がどんどんそうなって欲しい気はします・・と無邪気にはそう思いますけど、朽木や枯れ葉は掃除されちゃうから幼虫が育つ環境にはならないし、スズメバチがたかるほどの樹液が出たら、危険なので切ってしまおうということにもなるでしょうし。街なかでは難しいのかな。

椎の実手のひら

これは子供の頃食べた、椎の実でしょうか?細長いのが椎の実って覚えていましたが、いきなり食べるのも怖いので検索してみました。ドングリの仲間でアクを抜かずに食べられるものはいくつかに限られているようで、中でも椎の実は美味しいそうなんですが、一番美味しいのはスダジイ。このドングリは確かに椎の実らしいのですが・・

清澄公園マテバシイ

うーむ、どうやらこれは、美味しさで言えば三番手四番手あたりの、マテバシイのようです。食べ方を調べたら、なんと「レンチン」でいけるみたい。

椎の実封筒に入れます
まず椎の実を紙の封筒に入れます。
椎の実封筒に入った
封筒の口を折って中の椎の実が飛び出ないようにします。
椎の実レンチン後
600wで1分間、電子レンジで加熱すると表面がツヤツヤに。熱いので注意!
椎の実割り方のコツ
ペンチやキッチンバサミを使って割ります。縦に割れやすいことがわかりました。
椎の実割れた図
加熱後の椎の実は、中身がころっと出てきます。さーて、その味は!!!!

うむむ・・、無味!!うっすらとクリみたいな風味も感じるのですが、香ばしくも甘くもないです。味覚の記憶は美化されていたのでしょうか・・残念ながら「美味い!!」と感嘆するほどの味ではないですね。

あと、電子レンジではムラが出てしまうようで、うまくいったのと固くなっちゃうの、個体差がありました。レンチンならもう少し加熱時間の研究が必要なようです。中華風に油で炒めるとか、炊き込みご飯にするなど料理にしてみたら、もしかしたらいけるかも?本当にそれやったら、報告しますね~

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