箱崎町、蛎殻町と茅場町の間にある橋、茅場橋。上は首都高速、向こう側に澁澤ビルと花王本店が見えますね・・
橋のたもとに生い茂っている、あの木の枝が不自然にガサゴソするので覗いてみると・・
ハトでした。樹木の種を夢中でついばんでいました。こぢんまりとした、可愛らしいハトです。
ハトと言えば、人間との共生を選んだことで勢力を伸ばした動物のひとつとして思い浮かびますけど、それは主にドバトですよね。検索したらドバトって、本名はカワラバト。カワラバトの飼養品種をドバトと呼ぶらしいです。
でもドバトがこんなふうに樹上で種をついばんでいる姿はあまり見かけません。首を振りながら路上を歩くだけで、食事の用は足りてしまうからでしょうか。それに対してこのハトは、ヤマバト=キジバトのようです。
キジバトの名の通り、オレンジがかった羽の色が優美ですね。目鼻立ちもシュッとしていて、精悍です。
ヤマバトって、その姿は見えなくても、どこかで鳴き声が聞こえるというのがイメージ。時代劇などの山里の効果音としてもよく使われていますよね。
「クークグッググー」
私は子供のころから、「ほっほほぅほほー」だと感じていたのですが、ウィキペディアで見たらその音階とともに、「クークグッググー」と明記してありました。
後半は「グー」なのかぁ~。おそらくその筋の専門家たちが、聞き分けて精密に音声化してみた結果が、「クークグッググー」。多くの専門家たちの論議に洗われて通説化した結論なのでしょう。
私はそこまで耳を凝らしたことはありませんでしたから、ここは通説に従っておこうと思います。