海抜の低い東京の大都市部を水害から守るために欠かせないのが、隅田川の水門です。隅田川テラスを歩いていると、その水門の多さに驚きます。今回はここからスタート。
江戸港発祥の地の記事でもご紹介したこの地には、亀島川水門があります。対岸から見ると、このような風景。
この写真の右側が中央大橋になります。
最近、隅田川の水門のリフォームが進み、黒や灰色にお化粧直しされたものが多い中、亀島川水門はクラシックな佇まい。これまでのイメージを残したようです。水門はもちろんその本来の役割を果たすことも重要ですが、景観のアクセントにもなっていますね。それからその場所を説明する時にもいいターゲットになったりします。
隅田川テラスの歩道はここで途切れていますので、一旦外へ出て公道を歩きます。
解説板が設置されています。読んでみると、亀島川水門は主に高潮・津波対策、防潮を目的とした水門のようです。なるほどー、つまり雨で大量の水が流れることのほうではなくて、海から水が上がってくることのほうに意識がある水門だということですね。
裏側から見るとこんな感じ。
そして振り向くと、新川方面が見えます。モーターボートも停泊していますね。私は船舶を所有したことがありませんから、ボートの停泊については知識が全くないのですが、こういう水門の裏の堀川がボートの停泊に貸し出されているんでしょうかね~。ちゃんと整備されているようです。
そしてこの、亀島川にかかる橋については、また次回に。