人形町せともの市の由来




今年の人形町せともの市は、台風とともに過ぎ去ってしまいましたが、せっかく撮った画像がありますので、記録として貼っておきます。人形町せともの市の由来についてです。

人形町せともの市、陶彦大神

立ち並ぶ露店のテントのうちのひとつに、このような神様が祀られています。陶彦大神・・・陶器の陶ですから焼き物の神様であることは容易に察せられますが、それ以上になんだか記憶にひっかかるものが・・

人形町せともの市、例祭のいわれ

そうか、愛知県出身の私が聞き覚えがあるはずですね。せともののふるさと、瀬戸市の神様でした。もっとも現在のせともの市では瀬戸ものより、他の産地の陶磁器やガラス製品、木製品、竹製品などほうが多く扱われていますが。やはり日用食器の代名詞、せともの。当時は産地・瀬戸とのつながりも、現在より緊密にあったのでしょうね。

人形町せともの市の由来

そして、人形町のせともの市の由来について。始まりは江戸時代。日本橋川と箱崎川に挟まれたこの地域は水運の拠点になっていて、陶磁器問屋も60軒が軒を連ね、江戸・関東の家庭で使われる陶磁器の9割以上をまかなうほどの品物が、ここに集まったのだそうです。それはすごい!想像以上でした。

そういえば陶磁器だけではなく、このあたりには呉服、反物を扱う問屋さんも多かったと聞いたことがあります。その影響からか?人形町界隈の飲食店で「京風」をうたう店が多いんですよね。

知れば知るほど、楽しい人形町です・・



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